フジ医療器のシートマッサージャーで現在人気なのが、「マイリラ シートマッサージャー MRL-1300」です。
2023年2月に発売された「MRL-1300」は、同じ「マイリラ」シリーズの前機種「MRL-1200」(2020年2月発売)の後継モデルであり、以下の機能が追加されています。
- 強弱調節機能
- 肩位置調節機能
それでは、これらの新機能を踏まえつつ、フジ医療器のシートマッサージャー「MRL-1300」と「MRL-1200」を比較していきましょう。
MRL-1300の新機能とフィット感の違い
「MRL-1300」には「強弱調節機能」があり、マッサージの強さを3段階で選ぶことが可能です。
また、身長に合わせて3段階に肩の位置を調節できる「肩位置調節機能」も搭載されています。
これらの機能は前機種「MRL-1200」にはありませんでしたので、この時点で「MRL-1300」の方がよりフィット感に優れ、より自分好みのマッサージ感が得られることは明白です。
シートマッサージャーの効果は、自身の身体にいかにフィットするかで違ってきます。
そして、マッサージの強さも自分で選べるとなれば、2023年モデル「MRL-1300」の方が機能的に優れているといえるでしょう。
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MRL-1300とMRL-1200の機構の違い
「MRL-1300」と「MRL-1200」ではマッサージ機構が違います。
前機種の「MRL-1200」の場合は、「首&肩」と「背中&腰」にそれぞれ専用のユニットが搭載されています。
「首肩つかみもみメカ」は、6つのもみ玉で首と肩をしっかりつかんでもみほぐします。
「背腰メカ」は、4つのもみ玉で肩甲骨から腰まで広範囲のコリを丹念にマッサージします。
一方、「MRL-1300」に搭載されているマッサージユニットは「3Dパワーフィットメカ」1種のみであり、このユニットで全ての部位のマッサージを可能にしています。
この「3Dパワーフィットメカ」は、4つのもみ玉が左右・上下・前後に駆動し、首、肩、背、腰の筋肉にフィットして深くアプローチしながらパワフルなもみ心地でマッサージします。
このように、両機種のマッサージ機構は異なりますが、実際に行うマッサージのパターンなどはほとんど同じです。
また、いずれの機種もマッサージ範囲は約75cmと同じです。
MRL-1300とMRL-1200の共通機能
「MRL-1300」及び「MRL-1200」には、以下の4種類の「もみ技」が搭載されています。
- もみ:背中を内側からもみ広げるようにほぐす
- たたき:リズミカルな連打で筋肉をほぐす
- さざなみ:もみながらたたくように広範囲をマッサージする
- 背すじ伸ばし:ローリングするように背すじをマッサージする
また、以下の3種類の自動コースも搭載されています。
- 全身:全身をくまなくマッサージ
- 肩:肩をメインにじっくりマッサージ
- 腰:腰をメインに広範囲にマッサージ
これらの選択・操作はリモコンでできます。
リモコンの仕様もほとんど同じですが、「MRL-1300」にはマッサージの強さを強弱3段階で調節する「強さ調節ボタン」があり、「MRL-1200」には「首肩つかみもみメカ」を起動させる「肩もみボタン」があります。
肩位置フィット機構と着脱式座面クッション
「肩位置フィット機構」
首・肩の高さに合わせて手動でヘッド部分の角度を3段階に調節できます。
「着脱式座面クッション」
座って使用する場合、座面クッションで高さの調節ができます。
背の低い方は座面クッションをつけたまま座り、背の高い方は座面クッションを取り外して座ると、肩の位置が合いやすくなります。
上記の2種は「MRL-1300」にも「MRL-1200」にも搭載されています。
これに加えて「MRL-1300」には、身長に合わせて3段階に肩の位置を調節できる「肩位置調節機能」も搭載されていることになります。
まとめ
「MRL-1300」と「MRL-1200」ではマッサージ機構が異なりますが、実際に出来るマッサージの種類などはほぼ同じです。
ただし、2023年モデル「MRL-1300」には「強弱調節機能」と「肩位置調節機能」が追加されていることがポイントです。
あとは、実際の販売価格と照らし合わせながら、貴方にピッタリなモデルを選ぶと良いでしょう。
「MRL-1300」にはブラックとシャイングレーの2色があります。
「MRL-1200」にはブラック、レッド、ネイビーの3色がありましたが、レッド(RE)とネイビー(NB)の生産はすでに終了しているようです。
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