イワタニのカセットガスストーブは、その名の通りカセットガスを燃料とするストーブですが、その人気は現在非常に高まりつつあります。
その人気の理由は、自然災害などによって電気やガスが止まっても使用できるから!
要するに、非常時の暖房器具として、イワタニのカセットガスストーブを購入する人たちが増えているということです。
このイワタニ カセットガスストーブとカセットガスがあれば、イザという時でも安心!
つまり、多くの人たちが「安心」を買っているというわけです。
<関連記事>イワタニ 風暖 CB-GFH-3とデカ暖 CB-STV-DKDの違い
「デカ暖」と「マイ暖」の違いは?
現在販売されているイワタニ カセットガスストーブには、「デカ暖」と「マイ暖」という2つのモデルがあります。
「デカ暖」はハイパワータイプ、「マイ暖」はポータブルタイプです。
で、実際にイワタニのカセットガスストーブを購入する際には、はたしてどちらを選んだら良いのか?
そこで、この「デカ暖」と「マイ暖」の違いを詳しく見ていくことにしましょう。
「マイ暖」の方が持ち運びに便利
先ずは両者のサイズと重さを比べてみましょう。
「デカ暖」
- サイズ 幅349×奥行280×高さ408mm
- 重量 約4.1kg
「マイ暖」
- サイズ 幅311×奥行208×高さ299mm
- 重量 約2.6kg
というわけで、「マイ暖」の方がコンパクトで軽いのは明らか。
どこにでも手軽に持ち運びできるという点では「マイ暖」の方が優れていますね。
「デカ暖」の方が暖かい!
続いては暖かさの違いです。
両者の発熱量は以下の通りです。
「デカ暖」
- 約1.35kw(約1,150kcal/h)
「マイ暖」
- 約1.0kw(約900kcal/h)
つまり、「デカ暖」の方が暖かいということです。
両者ともに同じ1本のカセットガスを燃料として使用しますが、「デカ暖」には「熱溜め燃焼筒」が搭載されているために、こうした暖かさの違いが生まれるようです。
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「デカ暖」と「マイ暖」の連続燃焼時間
さて、こうしたカセットガスストーブを使用する上で気になることは、1本のカセットガスでどのくらいの時間使用できるのか?ということですね。
で、両者の連続燃焼時間を比べてみると、
「デカ暖」
- 約2時間30分
「マイ暖」
- 約3時間20分
となっています。
*気温20~25℃の時、強火連続燃焼にてカセットボンベを使い切るまでの実測値
つまり、暖かさでは「マイ暖」は「デカ暖」に劣りますが、連続燃焼時間は「デカ暖」より長いということです。
言い換えれば、燃費は「マイ暖」の方が優れています。
ちなみに、「デカ暖」は火力調節が出来るので、弱火で運転すれば約3時間くらいは持つようです。
一方、「マイ暖」にはエコモード機能があり、これを使えば約4時間くらいは持つようです。
イワタニ カセットガスストーブの評判は?
イワタニ カセットガスストーブの購入者の口コミを見ると、やはり非常用に購入したというものが多いですが、普段も使用しているという人も結構多いです。
その使い道としては、トイレ、脱衣所、キッチン、エアコンの補助、キャンプ、釣りなど様々です。
で、こうした口コミにほぼ共通しているのが、
- すぐに暖まる
- 十分に暖かい
- 持ち運びに便利
といったメリットと、
- 燃費が悪い
- コスパが悪い
というデメリットです。
まあ、非常時であれば「燃費が悪い」なんて言っていられないと思いますが、普段使う場合にはちょっと気になるところかも知れません。
このあたりの考え方は人それぞれですが、普段でも非常時でも使える!と思えば、まあイイんじゃないでしょうか。
イワタニ カセットガスストーブの通販情報
イワタニ カセットガスストーブは、楽天市場やヤフーショッピングなどで購入できます。
その2018年モデルは
- デカ暖 CB-STV-DKD
- マイ暖 CB-STV-MYD
ですが、
以前のモデルである
- デカ暖 CB-CGS-HPR
- マイ暖 CB-CGS-PTB
も販売されています。
2018年モデルと以前のモデルは、本体カラーが違うだけであり、製品自体は同じものですから、価格の安い方を買った方がお得かと思います。
●楽天市場はこちら
●ヤフーショッピングはこちら
イワタニ カセットガスストーブ 使用上の注意
イワタニ カセットガスストーブは、テントや車内などの狭い空間で使用すると酸欠や一酸化炭素中毒を起こす恐れがありますのでご注意下さい。
また、燃料となるカセットガスボンベは、その特性上気温10℃を下回ると気化しにくくなり、5℃以下ではほとんど気化しなくなるので使用することが出来ません。
こうした特性をよく理解した上で使用して下さい。
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