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もち麦のダイエット効果~水溶性食物繊維がポイント!

お米に「もち米」があるように、大麦にも「もち麦」があります。

もち麦はもち米ほどポピュラーな存在ではなかったのですが、
近年このもち麦の持つダイエット効果が注目されています。

もち麦

もち麦は普通の大麦よりもモチモチした食感があり、
食物繊維が多く含まれているのが特長です。

例えば、白米に含まれる食物繊維は100gあたり0.5gですが、
もち麦だと100gあたり10g以上も含まれています。


この食物繊維には様々な健康効果がありますが、
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維とでは
その性質や働きが少し違っています。

ダイエットにより効果的な働きを持つのは
水溶性食物繊維の方です。

そして他の食品に比べて、この水溶性食物繊維を
より多く含んでいるのがもち麦の大きな特長なのです。

食物繊維の有用性

食物繊維は体内でほとんど消化されることなく、
そのまま排出されてしまう成分です。

そのため、かつては役に立たない成分と思われていましたが、
現在ではこの食物繊維の有用性が色々と分かっています。


食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、
それぞれ異なった働きを持っています。

「便秘を解消するには食物繊維を摂ると良い!」

と昔からよく云われていますが、
これは不溶性食物繊維の働きです。

食物繊維を多く含んだ食品には
さつまいも、ごぼう、玄米などがありますが、

これらの食品は水溶性食物繊維よりも
不溶性食物繊維の方を多く含んでいます。


ところが、もち麦はこの逆であり
水溶性食物繊維の方が多く含まれている食品です。

こうした性質を持つ穀類はあまりありません。

だからこそ、貴重な食品として
もち麦が現在注目されているわけなのです。

なるほど

水溶性食物繊維の働きとは?

水溶性食物繊維には水に溶ける性質があります。

この水溶性食物繊維が水に溶けると、
粘性を持ったドロドロのゲル状に変化します。

そして、このように変化した水溶性食物繊維は、
体内で様々な働きをすることになります。


先ず、ゲル状となった水溶性食物繊維は、
腸の粘膜を保護し、善玉菌を増やす効果も持つため、
腸内環境を良くすることに役立ちます。


また、体内の余分な脂質を吸着し、そのまま排出することで、
コレステロールなどの吸収を抑えることができます。

これにより、内臓脂肪やコレステロールを減少させて
メタボリックシンドロームを改善する効果があります。


さらに、炭水化物(糖質)の消化・吸収を緩やかにし、
血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。

実は、この血糖値の急上昇を防ぐことが、
ダイエットに大きな効果をもたらすのです。

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血糖値が急激に上がると太りやすくなる?

ダイエットを考えた場合の食事で大切なことは、
血糖値を急激に上げないことです。

白米や甘いお菓子、ジュースなどには
体に吸収されやすい糖質が多く含まれています。

そして、これらのものを食べ過ぎると
血糖値が急激に上昇しやすくなります。

このような状況を「食後高血糖」と言います。

そして、この「食後高血糖」を招きやすい食品のことを
「高GI食品」と呼んでいます。



さて、糖質の摂り過ぎで「食後高血糖」になると、
その糖を処理するためにインスリンが多量に分泌されます。

このインスリンというホルモンには
糖を脂肪細胞へと変える働きがあります。

そして、体内には脂肪細胞が溜まっていきます。
こうして人は太ってしまうわけです。

「甘いものを食べると太る」と云われるのは
こういった理由からですね。

ダイエット

もち麦で食後高血糖を防ごう!

では、この食後高血糖を防ぐにはどうするか?

先に述べたように、
もち麦に多く含まれる水溶性食物繊維には

糖質の消化・吸収を緩やかにし、
血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。

つまり、白米だけのご飯を食べるよりも
もち麦を混ぜた麦ご飯を食べた方が、
食後高血糖になりにくくなります。

その結果、太りにくくなるというわけです。


もちろん、水溶性食物繊維を含んだ
他の食品を食べるという方法もありますが、

毎日、続けて水溶性食物繊維を摂取するには、
主食で摂るのが無理なく簡単なはずです。

そういう意味でも、もち麦ご飯がオススメなのです。

もち麦

もち麦の様々な食べ方

もち麦は白米に混ぜてもち麦ご飯にするのが
一番ポピュラーな食べ方ですが、
リゾットやパエリアなどにしてもなかなか美味しいです。

また、お湯で15分ほど茹でたもち麦を
サラダやスープなどに入れても美味しいですし、
今流行のスムージーにするのもアリです。

こうした料理を作る時は一度にたくさん茹でておき、
小分けにして冷凍しておくと便利です。

そうしておけば、いつでも手軽に
ダイエットメニューを作ることができるでしょう。


もち麦は大きなスーパーなどに行けば売っていますが、
もし、近くに大きなスーパーがなければ、
ネット通販でも購入が出来ますよ。

もち麦(Amazon)



もち麦(楽天市場)

結語

現在の日本人は、その食生活の欧米化により、
食物繊維の摂取量が減少傾向にあります。

十分な量の食物繊維を摂るためには、
意識して積極的に摂取することが必要です。

普段の主食を白米にもち麦を3割りほど混ぜた麦ご飯にすれば、
不足している食物繊維を十分補えます。

いつも健康的な毎日を過ごしたい方、
そしてダイエットしたい方には、
もち麦を取り入れた食生活をオススメします。

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