ローズヒップオイルはバラの種から採れたオイルです。
このローズヒップオイルには様々な美容効果があります。
その効果・効能が数年前から注目されるようになり、現在ではローズヒップオイルを使用している人もかなり増えているようですね。
今回はこのローズヒップオイルの効能を紹介すると共に、そのデメリットも紹介したいと思います。
ローズヒップオイルの成分
ローズヒップオイルは南米のチリ南部に自生する野生のバラの種を搾ったオイルであり、「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるほどビタミンCを豊富に含んでいます。
その含有量はレモンの数十倍といわれており、美容にも良くストレスケアにも良いです。
さらにローズヒップオイルは、ビタミンCの他にもリノール酸やリノレン酸などの必須脂肪酸や、強力な抗酸化力をもつリコピン、β-カロテン、ビタミンEなども豊富に含んでいますし、リコピン、鉄分、カルシウム、食物繊維、ペクチンなども含まれています。
まさに栄養たっぷりなオイルなわけです。
そして、これらの豊富な栄養素が様々な美容効果をもたらすわけです。
ローズヒップオイルの効果・効能
ローズヒップオイルは、キャリアオイルの中でも非常に美容効果に優れたオイルです。
ローズヒップオイルには細胞の老化を防ぎ細胞の修復を促進する効能があります。
ですから、肌に弾力を与えてシワを目立たなくすることができますし、にきびや傷跡を修復することもできます。
また、優れた保湿効果も持っていますので、乾燥した肌もしっとりと滑らかになります。
そして、肌の色素沈着を防いで年齢によるシミを薄くする効能もあります。
さらに、豊富なビタミンによって美白効果も期待できるというわけです。
これらの効能は、ローズヒップオイルに含まれているリノール酸、α-リノレン酸などの不飽和脂肪酸や、豊富なビタミンCによってもたらされるものです。
ローズヒップオイルの使い方
ローズヒップオイルは就寝前に使用するのが基本です。
ローズヒップオイルを手のひらに数滴取り、肌全体に延ばしていきます。
気になるニキビやシワなどは、その部分に局所的に塗ればOKです。
また、肌だけではなく髪や爪にも使用できます。
こうしてローズヒップオイルをしばらく使っていけば、肌が若々しく蘇ってくるはずです。
また、翌朝のメイクのノリも違ってきます。
ただ、ローズヒップオイルには多少のベタつきがあります。
寝具などにオイルが付かないように、枕にタオルなどを敷いた方が良いかも知れませんね。
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ローズヒップオイルのデメリット ~ 酸化
これまで見てきたように、ローズヒップオイルは非常に美容効果の高い素晴しいオイルなのですが、実はいくつかのデメリットも存在します。
先ずは非常に酸化しやすいということです。
ローズヒップオイルが完全に酸化してしまうと、その効果はなくなってしまいます。
いったん開封してしまえばその後は徐々に酸化が進みます。
ですから、ローズヒップオイルの寿命は長くありません。
その消費期限は最も長くても6ヶ月くらいです。
できれば2~3ヶ月で使い切ってしまうくらいが理想的です。
ですから、ローズヒップオイルを購入する時は量の少ない商品を選択した方が無難ですね。
ローズヒップオイルのデメリット ~ 臭い
もうひとつのデメリットは臭いです。
ローズヒップオイルはバラの種から作られているので、バラの良い香りがすると思われがちですが、実は全くそんな香りはありません。
その臭いは単なる油の臭いです。しかも、どちらかというと生臭い魚のような臭いです。
そんなにきつく臭うわけではありませんが、決して良い匂いがするわけではありません。
実際、この臭いが気になるという人も多いようです。
ローズヒップオイルの商品には未精製のものと精製されたものがあります。
精製されたローズヒップオイルの方が油くさい臭いが抑えられていますので、臭いが気になる方には良いかも知れません。
ただし、未精製のオイルの方が美容効果は高いです。
そのあたりをよく考えて購入すると良いでしょう。