碁石茶というちょっと変わったお茶が
現在注目されています。
この碁石茶は、四国山脈の山奥にある
高知県大豊町というところで作られている
日本では唯一の完全発酵茶です。
その秘伝の製法は江戸時代から続くものであり
「幻のお茶」とも呼ばれています。
この碁石茶は、普通のお茶よりも甘酸っぱく
植物性の乳酸菌が豊富に含まれているのが特長です。
そして、その豊富な乳酸菌によって
様々な健康効果が生まれるということで
碁石茶の人気が一般的に高まっているわけです。
碁石茶の特長と製法
碁石茶は、独特の甘酸っぱい味わいと
香りを持ったお茶です。
この自然の酸味は「後発酵」と呼ばれる
独特な製法から生み出されるものです。
碁石茶の製法では
先ず、収穫した茶葉を蒸した後
むしろの上に広げてカビ付けを行い
1週間くらいかけて発酵させます。
その後、桶の中に詰め込んで
漬物を作るようにフタに重石を載せて
さらに数週間発酵させます。
この2段階の発酵過程を経ることによって
茶に含まれている植物性乳酸菌が増加するのです。
これが碁石茶が通常のお茶よりも
より多くの植物性乳酸菌を含んでいる理由です。
そして、これが健康にとても良いということで
現在注目を集めているわけですね。
碁石茶と乳酸菌の効能
乳酸菌は悪玉菌の増殖を防いで
腸内環境を改善する働きを持っています。
碁石茶には胃腸に良い植物性乳酸菌が
豊富に含まれています。
したがって、碁石茶を飲むことによって
腸内環境が良くなり、健康的になるというわけです。
乳酸菌がもたらす効能としては
・整腸作用
・インフルエンザの予防効果
・花粉症の症状の抑制
・高脂血症や動脈硬化などの抑制効果
・血圧低下作用
などが挙げられます。
特に、胃腸の調子が良くなることから
便秘の改善やダイエット効果も期待できます。
普段飲むお茶を碁石茶に変えることで
このような様々な効能が得られるようになり
より健康的な身体になっていくというわけです。
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碁石茶のオススメの飲み方
<急須で入れる時>
急須に碁石茶1個(約3g)を入れ
そこに約350ccの熱湯を注いで
4~5分ほど待てばOKです。
碁石茶1個で3~5煎目まで使えます。
1煎目はやや薄めの方が飲みやすいです。
<煮出して飲む時>
約2リットルのお湯をやかんで沸かし
そこに碁石茶1個(約3g)入れ
中火で10分くらい煮出して下さい。
その後の蒸らし時間によって
酸味や香りの具合が変わってきますので
好みによって調整して下さい。
*オススメの蒸らし時間は約3分です。
冷蔵庫で冷やした碁石茶も
飲みやすくて美味しいです。
また、ハチミツやシロップなどを加えて
酸味を抑えるという方法もあります。
碁石茶の通販価格と販売店
高知県大豊町で作られている碁石茶は
通信販売を利用すれば全国どこからでも購入できます。
大手ネット通販サイトのAmazonや楽天市場でも
碁石茶は普通に販売されています。
価格の相場としては、50gで2,500円くらい
100gで5,000円くらいですね。
手軽に使えるティーバッグも販売されています。
⇒ 碁石茶(Amazon)
⇒ 碁石茶(楽天市場)
なお、東京にお住まいの方であれば
巣鴨にある「山年園」というお茶屋さんに
直接行っても良いと思います。