米のブランドといえば「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「つや姫」「あきたこまち」などが思い浮かびます。
これらのブランド米は、日本穀物検定協会による米の食味ランキングの最上位である「特A」を取得しています。
こうした特Aのブランド米は、北海道から鹿児島まで意外と全国的に作られているのですが、実はこれまで青森県にはこうしたブランド米はありませんでした。
しかし、2015年の2月に青森県で初となる特Aを取得した米が登場しました。
それが「青天の霹靂」です。
青天の霹靂は青森県初のブランド米
青天の霹靂は、青森県が約10年の月日をかけて研究・開発したお米です。
これまで青森県でも米は生産されていましたが、東北地方でブランド米が作られていなかったのは青森県だけでした。
青森というとリンゴのイメージはすぐ浮かびますが、多分、米のイメージはそんなに強くないはずです。
したがって、青森県にとっては特A米を作ることが悲願だったわけです。
「青天の霹靂」の登場によって、青森県は東北の他の県と同じように米の名産地としての認識が高まることでしょう。
青天の霹靂の特長
青天の霹靂は、ひとめぼれの系統を汲む米であり、粒はやや大きめでしっかりとしています。
ツヤはほど良く、柔らかな白さがあり、粘りとキレのバランスも良いお米です。
その甘味は上品で、噛むほどに甘味が広がります。
青森県のホームページでは、この青天の霹靂は海のもの、山のもの、里のもの、どんなおかずとも相性が良く、頼もしいお米であると宣伝しています。
この「青天の霹靂」という名称は、誰もが驚くような旨さを目指したところから来ているようです。
また、米袋のデザインは、空が割れて青天の霹靂が飛び出してきた様子を表現しているそうです。
青天の霹靂の価格と販売店
雑誌やメディアなどで紹介されたこともあってか、「青天の霹靂」は現在全国的に注目されています。
そのあまりの人気の高さに「東京まで届かないかも知れない」なんて情報もあったりしましたが、現在のところはネット通販でも購入が可能です。
ネット通販では販売店によって価格が違いますし、価格も変動しますので、その都度チェックすることをお勧めします。
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