日立HEF-DC100とHEF-DC50は共に
DCモーターを搭載したリビングタイプの扇風機です。
価格的にはHEF-DC100の方が高く
その分機能も多くなっています。
一方のHEF-DC50は必要最小限の機能を備えた
廉価版といったところですね。
このHEF-DC100とHEF-DC50の
どちらを選択すれば良いかは
両者の違いを理解することで
解決するのではないかと思います。
HEF-DC100とHEF-DC50のサイズと首振り範囲
日立HEF-DC100のサイズは
幅37.1×奥行36.0×高さ76.8~101.4cmで
本体重量は約4.6kgです。
対するHEF-DC50のサイズは
幅36.0×奥行36.0×高さ73.0~90.0cmと
若干小ぶりとなっていて
重量も約2.9kgとかなり軽量です。
HEF-DC100もHEF-DC50も
リモコンによって首振り操作が可能です。
HEF-DC100の首振り角度は
左右に約45度、70度、90度の3段階ですが
HEF-DC50の首振り角度は左右に75度です。
また、上下の角度調節は
HEF-DC100は上下に約20度ずつですが
HEF-DC50の場合は、上方向に約24度
下方向に約12度と若干異なります。
HEF-DC100とHEF-DC50の風量と機能
両者共に羽根径は30cmですが
HEF-DC100は8枚羽根
HEF-DC50は5枚羽根であるところが違います。
風量は共に微風(うちわ風)から強風までの
6段階となっています。
HEF-DC100には「リズム運転」や
「おやすみ運転」が搭載されています。
さらにHEF-DC100にはマイメモリー機能があり
普段よく使う風量を記憶させておくことができます。
HEF-DC50にはこうした機能はありません。
タイマーに関しては、HEF-DC100は
1~9時間までの入りタイマー及び切タイマーがありますが
HEF-DC50には入タイマーが無く
1、2、4、6時間の切タイマーのみです。
こうしてみると、HEF-DC50は
色々な機能が省かれている形になりますが
その分価格が安いのが魅力です。
こうした機能が必要なければ
HEF-DC50で十分かも知れません。
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HEF-DC100とHEF-DC50のある難点
実は、HEF-DC100やHEF-DC50には
共通したある難点があります。
それは、風量の切替が一方向にしかできないことです。
どちらも風量切替ボタンは1つしかなく
それを押すたびに段々風量が強くなります。
そして、最強の状態でボタンを押すと最弱に戻ります。
つまり、弱から強への切替しかできないのです。
例えば、中から弱にしたい場合は
いったん最強まで強くしてから弱に戻さなければ
ならないということになるわけですね。
まあ、何回もボタンを押さなければならないわけです。
実際、ユーザーの口コミにも
「これがちょっと面倒に感じる」
といったものがありますからね。
HEF-DC100にはマイメモリー機能があるので
一発で好みの風量にすることができますが
HEF-DC50にはこの機能がないので
風量の切替に関しては若干面倒になるかも知れません。
日立HEF-DC100とHEF-DC50の価格
日立HEF-DC100とHEF-DC50の価格を
Amazonで調べてみると
HEF-DC100 13,600円
HEF-DC50 10,509円
となっています。
その価格差は約3,000円といったところですね。
あくまでも価格の安いHEF-DC50にするか
3,000円足してより多機能なHEF-DC100にするか
このあたりが選択の鍵となりそうです。
個人的にはマイメモリー機能がある
HEF-DC100の方がオススメですね。
スムーズな風量切替ができますからね。
3,000円高くても損はないと思います。
楽天市場では価格がちょっと高めな感じですね。
*価格は2015/06/21現在のものです。