鍋帽子とは、煮物などの保温調理ができる道具。
綿入れのドーム型の帽子のようなもので、鍋の上からスッポリと被せて使います。
この鍋帽子を使えば火にかけて煮込む必要が無く、エネルギーの節約になります。
鍋帽子は随分前から存在しているので、長年愛用しているという方も多いでしょう。
その一方で、最近この鍋帽子のことを知ったという人たちもたくさんいます。
そして、そういった人たちはおそらくこの鍋帽子が欲しいはずですよね。
鍋帽子の使い方とメリット
鍋帽子は基本的には煮物料理に使います。
普通に具材と煮汁を入れた鍋を火にかけて、ある程度沸騰させたら火から下ろします。
そして、座布団の上に鍋を置き、その上から鍋帽子をスッポリとかぶせます。
そのまま数十分から数時間おいておけば、味がよく染み込んだ美味しい煮物ができるというわけ。
火にかけて煮込むという工程が無いので、ガス代や電気代の節約になりますし、鍋から離れて別のことも出来ます。
また、保温力が高いので、遅く帰って来たパパにも温かいものがすぐに出せます。
こうした数々のメリットを持つ鍋帽子を使わない手はありませんよね。
鍋帽子の作り方
鍋帽子は「公益財団法人全国友の会振興財団」の登録商標になっています。
この鍋帽子を考案したのが広島友の会だからです。
鍋帽子が誕生したのは今から20年くらい前であり、雑誌「婦人の友」に掲載されたことで全国に広まっていったわけです。
婦人の友社では、この鍋帽子の作り方や鍋帽子を使ったレシピを掲載した本「魔法の鍋帽子 レシピ85」を販売しています。
この本には実物大の鍋帽子の型紙が付いているので、自分で鍋帽子を簡単に作ることができます。
鍋帽子を作って使いたいという方はこの本を購入すると良いと思います。
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鍋帽子は販売されているの?
婦人の友社の「魔法の鍋帽子」を読めば自分で鍋帽子を作ることができますが、中には自分で作るのは面倒という人もいるでしょうね。
そんな人たちが考えるのは「鍋帽子ってどこかで売ってないの?」ということでしょう。
先にも述べましたが、鍋帽子は「公益財団法人全国友の会振興財団」の登録商標です。
この財団は鍋帽子を売って儲けようなどとはあまり考えていないようです。
ですから、そのホームページにも鍋帽子の販売ページはありません。
でも、販売していないというわけではなく、メールで注文すれば購入はできるようですし、「魔法の鍋帽子」の中には販売ページがあります。
価格は3,200円くらいですね。
ただし、本家の鍋帽子は工場で大量生産されているわけではないので、注文してから届くまで結構時間はかかるみたいです。
まあ、あくまでも友の会のスタンスとしては「鍋帽子は自分で作りましょう!」ということみたいですね。
鍋帽子の類似品を購入するのもアリ?
自分で鍋帽子を作るのは面倒だけど、そんなに長く待ってはいられないという方は、鍋帽子の類似品を購入すると良いと思います。
実は、鍋帽子には類似品がけっこうあるんですよね。
類似品といっても決して粗悪品というわけではなく、本家の鍋帽子と同じくらい使えるんです。
そもそも本家の鍋帽子自体がそれほど精巧なものでもないですから、同じような感じに作れば同じような効果を発揮するわけです。
例えば、楽天市場やヤフーショッピングなどで「保温調理カバー」で検索すれば、「魔法の鍋帽子」と同じような商品が出てきます。
実際、これらの商品を購入している人も多く、その購入者の評価もかなりイイんですよね。
ですから、特に本家の鍋帽子にこだわる必要もないと思われます。
価格もそれほど高くはありませんから、すぐに使ってみたいという方はこうした類似商品を購入するのもアリだと思いますよ。