キャンプをする際には必要なことが色々ありますが、その中でもどうしても必要なのが虫除け対策です。
野外には虫がいっぱいいます。
その中でキャンプをするわけですから、虫除け対策をしなければならないのは当然のことです。
そこで問題は、キャンプでの虫除け対策に一体何を使えば良いのか?ということですね。
一般的には、蚊取り線香や虫除けスプレーなどですが、ランタンも虫除けに効果的に使えるようです。
そういうわけで、今回はキャンプでの虫除け対策の話です。
キャンプの虫除けには蚊取り線香が一番?
結局のところ、キャンプの虫除け対策には蚊取り線香が一番効果があると云われています。
基本的に、屋外では蚊取り線香を使い、テントの中では電池式の蚊取り器を使うと良いですね。
屋外では、人のいる場所の風上に2~3個置いておけば虫除け対策としてほぼ十分でしょう。
蚊取り線香って何だか古臭い感じがしますけどね。
さて、普通に市販されている蚊取り線香でも十分なのですが、特に強力なのが「森林香」という蚊取り線香です。
そもそも「森林香」は、造林業に従事する人たちのために作られたものであり、普通の蚊取り線香よりも煙がたくさん出るように設計されています。
山のプロたちが長年愛用している蚊取り線香ですので、その効果にはかなりの期待ができます。
この「森林香」がさらに強化された「パワー森林香」というものもあります。
こちらはもう蚊取り線香の域を超えている感じです。
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キャンプで使う虫除けスプレー
キャンプでの虫除け対策によく使用されるのが、肌に直接塗布する虫除けスプレーですね。
でもその前に、肌を極力露出しないようにしましょう。
長袖に長ズボン、首にはタオルを巻き、サンダルは履かないようにします。
こうすれば防御体制はほぼ完璧ですが、暑い季節では快適さが奪われてしまいます。
そうなるとやはり虫除けスプレーを使うことになりますね。
基本的に、虫除けスプレーは汗をかくとその効果が薄れます。
ですから、汗をかく度にスプレーする必要があります。
一般的に市販されている虫除けスプレーはどれも同じようなレベルです。
蚊程度であればこれで十分ですが、アブやブヨにはちょっと非力のようです。
海外の製品には強力なものもあるようですが、これは虫除け成分であるディートの量が多いからです。
ディートは人体に良くないと云われていますので、あまりおすすめはできませんね。
キャンプの虫除け用にハッカ油スプレーを作る!
市販されている虫除けスプレーを買う代わりに、ハッカ油を使って自分で虫除けスプレーを作るという方法もあります。
実は、この方法は結構人気があるんですよね。
スプレーボトルを用意して、そこにハッカ油、無水エタノール、精製水を入れてよく混ぜ合わせれば作れます。
このハッカ油のスプレーの良いところは、天然のオーガニック虫除けスプレーであること。
ディートを使った市販の虫除けスプレーよりも安心して使えますし、ハッカの清涼感があって、涼しい気分になります。
また、ハッカ油の量を増やすことで、より強力な虫除けスプレーにすることも可能です。
ただし、あまりハッカ油を入れすぎると肌が過度に刺激されることがあるので、肌が弱い方は注意して下さい。
キャンプでの虫除けにはランタンも効果的
夜の虫除け対策にはランタンも効果的です。
虫除けというよりは、虫を寄せ集めることになりますが、自分がいる場所からなるべく離れたところに虫を集めてしまえば良いわけです。
自分たちのいるところには暗めのランタンを置き、少し離れた場所に明るめのランタンを設置します。
ただし、全部の虫が明るい方のランタンに行くわけではなく、暗いランタンの方にも多少はやって来ます。
まあ、相当な虫嫌いでなければ、それほど気にはならないと思いますが・・・
また、明るい方のランタンには虫の死骸がいっぱい溜まることになります。
翌朝になると、辺りにはたくさんの虫の死骸が・・・
こうした状況になることは、あらかじめ覚悟しておきましょう。